仕事9年目でうつ病に!まさか自分がうつと診断されると思わなかった・・・

うつについて
この記事は約9分で読めます。

社会人ブロガーりゅうです(`・ω・´)ゞ

今は普通の生活を送れてきつつあるんですけど、一時僕はうつ病という精神疾患にやられていました。当初は身体的にもしんどかったです。

つらい経験ではあったのですが、何とか少しずつ回復してきていると思います。またもし自身に同じ症状が起こった時、自身が当時どういう状況であったのか、同じような状況を次は避けられたらという思いで記していきます。

個人で記載していて、誤った表現等があれば、ご指摘いただけるとありがたいです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

仕事9年目でうつ病に!まさか自分がうつと診断されると思わなかった・・・

このサイトをご覧になられているということは、同じような境遇の方か、自身もうつなのかどうかわからないということで悩まれているのではないでしょうか?

うつ病は外傷が無いので、症状が出ているのか判断がつきにくいです。
ちなみにうつ病と似た症状で適応障害という精神疾患があります。

  • うつ病は状況が関係なく、普段から慢性的に不眠や気分の浮き沈み等の症状が出ている
  • 適応障害は職場や学校、結婚等の明確なストレスが発端で同様の症状が出ている状況、そこから離れたとき、休日は状態が緩和される

今まで転職してきた色んな職場で、うつ病と診断された先輩や後輩を何人か見てきました。

入社して1ヶ月経たないうちに、急に症状が出て仕事を退職される方もいましたし、徐々に体調に変化が出て、休職される方や転職される方もいました。

職場復帰するけどまた再発し、結局は職場からいなくなってしまう方がほとんど。

その時は他人事のように見ていたのですが、実際に自分がそうなって分かりました。

決してうつ病は心や体が弱い人がなるのではなく、誰にでも起こりうるのかもしれないということを。

怖いのは、実際にその人に接してみないと見分けがつきにくいということでした。
そして今だからこそ、辛かったんだろうなてのが分かります。

自身の今までの経歴とうつ病になるまでの経緯を

今回自身もうつ病を経験することになったのですが、元々は転職を何回も経験していて、ある程度の業務量や職場の変化には対応する自信がありました。

むしろ転職や苦境は人生のスキルアップに重要な経験だなんて思っていたくらいで。そのために業務量が増えるのは致し方ないじゃないかとさえ・・・

そんな僕の経歴を簡単ですが記載します・・・

大卒後は職を転々とする

・大卒後入社したのが有名家電量販店の販売兼売り場の管理でした。ここは1年半で退職。給料はある程度もらえていたのですが、何の面白みもない日々を送っている気がして、WEBデザインの知識をつけようと職業訓練を受けることを決意。

・WEBデザインの資格習得後、就職活動を続けるも実家の家庭事情で経済的に苦しくなり、早々に元いた小売業界で転職を行いました。契約社員で有名企業の靴販売業務に就くことに。

・靴販売は意外と楽しかったのですが、今度は契約社員での雇用で金銭的に厳しく転職を決意。その当時は正規社員昇格もなかったため、次の職は給料にも重きを置こうと決意。在籍は1年半。

・転職活動中にご縁があって、有名運送会社に勤務。その後3年半が経ち、仕事の功績が認められてチームのリーダー業務に。そして本部の商品仕入れ業務へと転身。今に至ります。

現職で今までの体を動かす仕事から一転、デスクワークへと・・・

現業務は物流に流すための新規商品の仕入れや開発を行っています(食品系)。正直貴重な経験をさせてもらっていたな、と今でも感じています。

でも業務量が尋常じゃなかったです。

働き方改革がどうのこうのと呼ばれていた今の御時世では珍しく、毎日10〜13時間労働くらいになっていました。企業規模が大きいため、毎日物流やメーカーとのやり取りやら内外部への資料作成に追われていました。仕事は定時近くにはタイムカードを切り、残りはサービス残業という形w

当時は経費削減のため、僕の出向する少し前から人員が一人掛けていたこと。定年退職された方の後任で選抜されて来たチーム員も2週間足らずで辞めてしまったりでほんとに寝る間も惜しいくらい・・・惜しいというか寝たいけど寝れない状況でした。

給料は良かった反面、今度は自分が何のために働いているのか分からなくなってた記憶があります。

徐々に仕事が体を蝕んでいく恐怖を感じた・・・

そんなこんなの状況が半年以上続きました。大卒から9年目、現職では前業務含め5年程が経とうとしていました。

当初はバイヤー部署は優秀な人材が集められてた部署で、選ばれた使命感と、仕入れという貴重な経験をものにしたいという感情で動いていたはずでした。が、いつの間にか僕はこんなに自身の生活を犠牲にしてまで何がやりたいんだろうと思い始め・・・

たまの休日もメーカーからの電話や物流トラブルで私生活が楽しめない。趣味に没頭できない。仕事で遅くなって全然眠れない。。。そんな状況が続きました。

休日も長いこと飯も水もうまく喉が通らず、吐き気まで出てくる始末。。。体重の増減もすごかったです。長期休暇もいい思い出は無かった。

コロナを発端に休みなし・睡眠時間無しの地獄のような状況に

そこにとどめを刺しに来たのがコロナでした。

コロナの影響で商品出荷している海外工場がストップ。その煽りを受けた国内企業は軒並み出荷停止。同じような状況が世界的に起こり、商品の代替え手配も行えない。

それに伴う雑多な業務に忙殺されて、かつテレワークを導入したての状況もあって、家での作業が難航。無気力にちゃんと寝る間もなく仕事してるだけの状況が1週間以上続きました。

その間自身の会社や取引先からは、この間の売上は今後どう補填するんだ?と批難の嵐。どちらにせよ工場稼働もできないのでどうしようもなかったのですがw

週を追う毎に徐々にその状況は改善されていったのですが、落ち着いたのもつかの間、今度は僕自身の体に異変が起きました。

スポンサーリンク

一区切りした段階で何もやる気が起きなくなった。それどころか

本格的にコロナによる自粛期間に入る前、週に3,4回の出勤日が定められていました。

コロナが騒がれ始めた当初の物流危機は去り、ある程度業務も落ち着いた段階での休日の事でした。

朝起きようとしても起き上がれない。起き上がるが腰痛と腕がものすごくダルくて上がらなかったのを覚えています。

そしてもう一つ覚えているのが、いつもの休日なのに心臓の鼓動が早く体が震えていた気がします。軽いめまいに片頭痛、食欲が無く嘔吐まではいかないまでも吐き気のようなものもありました。

向かったのは病院、診断されたのがうつ病でした

明らかに体調が悪くこのままじゃ今後仕事にならないなと思い、病院に行き案内されたのが心療内科でした。

今まで生きてきて、病院に来るのもかなり久しい状況。

最初は毎日の業務から来る一時的な疲労だろうと思っていて、薬を処方してもらい緩和されるだろうと思っていました。現状の状態と直近での生活とそれに伴う出来事やその状態がいつから続いてるのか聞かれ、そこで初めて軽度のうつ症状が出ていると診断されました。

このまま働き続けるのは良くないからと、ドクターストップ。会社には病院に行った後で連絡をとり、有給消化しながら2週間の休みをいただくことになりました。

ちなみにそこで医師に診断書という物を発行してもらいました。後々これに救われることになります。

無気力電池切れの人形のような気分だったのかも

2週間の休み。当初は自分が鬱病とは受け入れ難かったです。

疲れているだけだ!自分がうつと診断されるはずがない!取引先とのやり取りはどうする?誰が引き継いでる?商品の供給は?こんなとこで休んでいる場合じゃない。そんなことを延々と考えていたと思いますw

夜は眠れず吐き気は収まらず、頭痛も続く一方で・・・

今にして思えば、あの時医者に休めと言われたのは正しかったのかと思います。もっとひどくなっていた可能性があると思うと(汗)

そこから2,3日が経ち、外部との連絡が途絶えて、仕事に対する気持ちの焦りみたいなのも少し緩和されて来た頃。

会社から産業医と我々と面談してほしいと言われました。コロナの期間でなかなか日程調整が難しいと言われましたが。

そこからの数日間は正直どう過ごしていたのか覚えていません。仕事のことは考えないようにしていて、でも食事をとることがしんどくて、外にでるのが怖いと思うようになり、趣味のゲームやテレビを観ようにも億劫で、ただ眠ろうとだけ思っていたのかなと。それでも熟睡はできないから、体は休んでるはずなのに不調という。

以上がうつ病と診断されて仕事を休むまでに至った経緯となります

もし僕と同じような症状が出ている方で、最近不眠になっている、何事も億劫になってきている。体重の増減変動が起きているという方は医者に掛かってみてください。

もしくは身近な上司、同僚、家族に相談してみてください。僕みたく体に不調が出てからだとしんどいと思います。

鬱病や適応障害と診断される可能性はあると思いますが、まずは現状を受け止めてしっかりと療養されるのが吉ですね。

話が長くなってしまいますので、僕自身のその後のことはまた記して行こうと思います。

大変かもしれない時にご覧いただきありがとうございます。

その後について(あとがき)

実際にうつと診断されてから、その後産業医との面談に至るまでの経緯を載せています。

もしよかったら下記記事もご覧ください。

僕もそうだったのですが、一度うつだと診断されてしまうと急に頭の中が真っ白になり、思考が停止します。

身内や同僚に相談できない。不安で仕方なくて押しつぶされそうになった時、仕事をいきなり辞めるのは踏みとどまったほうがいいかもしれません。

僕の経験上、勢いで辞める人を何人か見てきました。休職して辞めるのではなく様子を見ておけば良かった。安易に辞めるべきでは無かったと後悔されている方がいました。

ただ、状況にもよると思います。今の環境だとほんとに気持ちが押しつぶされてしまう。
そもそも会社に休職や有給消化の概念がないとか、ブラック企業と呼ばれている環境下で働く方は、一刻も早く仕事を辞めたいと思われているかもしれません。

でも大体の企業では就業規則というものがあり、退職のいついつ前までに退職届を出せと決まりがあります。ただ、そういったやり取りを会社とするのもしんどいという場面があるでしょう。

そんな時に相談できるところがあります。
退職するまでを引き受けてくれるというサービスです。

退職届を出してからの時間を職場で過ごすのは億劫だ。休職の期間ですら仕事の事を思うとしんどいという方は一度相談されてみてもよいかもしれません。

会社に気を使って辞めれない時は退職代行のJOBSどうしようなくなくなって押しつぶされる前に退職代行のEXIT

あえて逃げてしまって、自分を守るというのも一つの手なのかもしれません。

仕事は世の中見渡せば、案外山ほどありますから、気持ち楽な方な方がいいですよね。

コメント